トンネルが死角で多重衝突

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7日未明、岡山県内の山陽自動車で、大型タンクローリーにトラックが追突する事故を発端に、後続車3台が関係する多重衝突事故が連続して発生した。この事故で2人が死亡、6人が重軽傷を負っている。

岡山県警・高速隊によると、事故が起きたのは7日の午前4時からの10分間程度だとみられている。最初の事故は瀬戸町万富付近の山陽自動車道下り線で発生している。走行中のタンクローリー車に対して後続のトラックが追突。トラックは回避した際に急ハンドルを切り、道路を塞いで停止した。

2台は現場付近で立ち往生となったが、約10分後に後続の大型トラックが避けきれずに追突。さらにワゴン車1台とトラック1台が相次いで突っ込んだ。

この事故でワゴン車に乗っていた30歳代と20歳代とみられる女性2人が死亡。同乗していた子供を含む4人が重軽傷を負った。また、トラックを運転していた男性2人も軽傷を負っている。

現場はトンネルを抜けた直後の緩やかなカーブ。トンネル内部から事故現場を見渡すことは直前まで出来ず、これが事故被害を拡大したものとみられている。

警察では死亡した女性の身元を調べるとともに、事故の当事者からさらに事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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