コインパーキング荒らし、広島で続く

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広島県警は10日、広島県広島市内で連続発生しているコインパーキングの料金精算機破壊・現金盗難事件について、被害が広島市中心部の中区から東区内に移動していることを明らかにした。

これまでに発生した総数は16件となり、いずれも同型か、その派性機種が被害に遭っていることから、警察では業者と連絡を取り、同様の機種が設置された駐車場付近のパトロールを強化する方針だ。

広島県警・広島東署によると、新たな盗難被害は9日未明に7件が連続発生した。現場となったのは同署が管轄する中区内や東区内で、午前4時ごろから午前6時までの間、相次いで被害を出した。

盗難被害を恐れ、事前に紙幣の抜き取りを進めていた駐車場もあり、被害額は約10万円程度だったという。

今月5日深夜から6日未明に掛けて連続発生し、約65万円の被害を出した盗難事件と同じく、料金精算機の現金収納ボックス付近をバールのようなもので一気にこじ開け、中の現金を奪うというもので、被害に遭う機種もこれまでと同一か、その派性機種となっているのが特徴だ。

警察では犯人が短時間で現金を奪うことを目的に、比較的破壊しやすい機種を選んで犯行に及んでいる可能性が高いとみている。

被害を出したものと同じ精算機は広島市内にまだかなりの数が存在するとみられ、警察では業者に対して注意を呼びかけるとともに、設置情報を得た場合には、周辺でのパトロールを強化するなどの防犯対策にも乗りだした。

同様の事件は東京や大阪などで発生が確認されているものの、同一機種が集中的に狙われたということは確認されておらず、警察ではこの点についても注目。調べを進めている。

《石田真一》

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