輸出するクルマからタイヤを盗もうとした男を逮捕

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神奈川県警は11日、横浜市内の山下埠頭に侵入し、輸出のために留置されていたクルマからタイヤを盗もうとしたとして、31歳の男を窃盗容疑で逮捕した。男は「自分のクルマのタイヤが古くなったため、交換したかった」などと供述し、容疑を大筋で認めているという。

神奈川県警・横浜水上署によると、事件が起きたのは4月7日未明。同日の午前0時30分ごろ、横浜市中区山下町付近にある山下埠頭で、海外に輸出されるために積み込み待ちをしていた中古車からタイヤを外そうとする不審な男がいるのを見回り中の警備員が発見した。

警備員は「何をしているんだ」と一喝。これに驚いた男は傍らに置いていた樹脂製ホイールキャップ4個(時価8000円相当)を盗み、そのまま逃走した。

近くから男が現場まで乗ってきたとみられるクルマが発見されたことから、警察では所有者が事件に関与している可能性があるとして、事情を聞こうとしたが、男は「自分のクルマは盗まれたらしい」と主張。翌8日に警察へ被害を届け出た。

しかし、男の当日の行動や供述内容に不審な点があることから、警察では任意による事情聴取を続けたところ、今月9日になって男が埠頭に侵入したことを認める供述を始めたため、窃盗容疑での逮捕に踏み切った。

男は調べに対して「自分のクルマのタイヤが古くなったので交換しようとした。輸出されるクルマから外したものなら迷惑は掛からないと思った」などと供述しているという。

《石田真一》

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