【ホンダ・エリシオン発表】サスペンション…従来のミニバンとは違う

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【ホンダ・エリシオン発表】サスペンション…従来のミニバンとは違う
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高い走行性能と快適性の両立を目指したホンダ『エリシオン』(13日発表)のサスペンションは、商用車と同じ固定軸式が主流だった既存のミニバンとは一線を画したものだ。

サスペンション形式は前後ダブルウィッシュボーン式の4輪独立懸架。フロントはA型のロアアームと大径コンプライアンスブッシュを採用し、旋回時の操縦安定性を確保するセッティングがなされている。

リアは通常のダブルウィッシュボーンに縦方向の荷重を受け止めるトレーリングアームを追加したもので、ミニバンの重量級ボディのモーメントに余裕を持って耐えるレイアウト。

サスペンションの作動の高度さだけでなく、チューニングも徹底的に行われている。前後のロールセンター高とダブルウィッシュボーンの特長である仮想アーム長を適正化して、旋回時の姿勢変化を低減。常に軽いフロントダイブ姿勢が維持されるようセッティングすることで、操縦安定性が高められている。

またフロントのアンチダイブ角、リアのアンチリフト角を増大させることでスプリングのバネレートを落とすことを可能とし、乗り心地、フラット感の向上が図られている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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