【新型ロータス・エキシージ】純英国へのこだわりは杞憂だった

自動車 ニューモデル 新型車
【新型ロータス・エキシージ】純英国へのこだわりは杞憂だった
【新型ロータス・エキシージ】純英国へのこだわりは杞憂だった 全 6 枚 拡大写真

17日に日本正式発売された2代目となるロータス『エキシージ』。この2代目『エキシージ』のパワーユニットには、初代に搭載されていたローバー製「18K」エンジンに替えて、2月に発売が開始された『エリーゼ111R』と同じ、トヨタ製「2ZZ-GE」エンジンが選ばれた。

このエンジンが選ばれた理由は、111R同様に、ロータスが進出を計画しているアメリカ市場での厳しい排ガス規制をクリアするため。当然エキシージもアメリカへの輸出が計画されている。

だが、111Rが日本に導入された時に、エルシーアイ代表取締役の南原竜樹氏は「イギリスの伝統あるスポーツカーに、トヨタのエンジンを搭載して、日本のエンスーの方々に理解してもらえるかどうかが不安」とコメントしていた。実際その点はどうだったのか。

「トヨタ製エンジンを搭載したエリーゼの発表会を行った時には、多少不安もありましたが、その心配は杞憂に終わりました。動力性能や信頼性の向上など、いいものに対しては皆さん高く評価していただき、今では多くのバックオーダーをいただいております」

さらに「このエキシージにもトヨタ製エンジンが搭載されています。したがって111Rと合わせると、ロータスの日本での販売計画の約8割がトヨタエンジンということになります」とコメント。

アメリカでの排ガス規制をクリアするためとはいえ、イギリスを代表するスポーツカーにトヨタ製のエンジンを組み合わせて販売するという試みは、日本でも予想以上に好評だったようだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る