モナコへの最終調整として南仏にあるポールリカール・サーキットで合同テストを行った各チーム（11−14日）。低速で曲がりくねった形状がモナコによく似ているポールリカールを151ラップし、参加9ドライバー中トップタイムを記録したのがB・A・R・ホンダの佐藤琢磨。
琢磨は「僕にとっても大成功のテストとなった。アンソニー（・デビッドソン）が初日後半に背中の痛みを生じたことは残念だったけど。モナコに向けて一日も早い回復を祈っているよ」とコメント。
「前半は天気に恵まれなかったが、後半2日ではかなり大規模なプログラムを進めることができた。モナコやニュルブルクリンクに向けてのタイヤ・オプションを含め、必要な作業は全て達成することができた」
「ホンダの開発も非常に順調なようだ。ギヤボックスにトラブルこそあったが、これだけ多くのラップを重ねることができたことは心強い。モナコでもエキサイティングなレースが出来ると楽しみにしているよ」とテストについて語った。来月投入予定の新ホンダ・エンジンのテストも順調とのこと。
