15日にツインリンクもてぎで開催されたフォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)主催のイベント、「Volkswagen Fest in Motegi」のうち、参加したVWユーザーからもっとも注目を受けていたのは新型『ゴルフ』の試乗会だった。
街にあるディーラーでの試乗とは違い、ツインリンクのオーバルサーキットを使った高速域での運転が楽しめるとあって、受付場所には長蛇の列が出来上がっていた。整理券の配布は3回行われたが、用意された50枚はあっという間に無くなってしまった。
整理券獲得に成功したラッキーな参加者のひとり、岡松さんは先代ゴルフ(ゴルフIV)を所有しており、新型になったゴルフがどこまで変わったのかということについて、以前から関心を持っていたという。
岡松さんが新型ゴルフのステアリングを握るのは今回がもちろん初めて。アクセルを踏み、スタートした瞬間に感じたのは「自分のクルマよりもエンジンが静かで、加速が滑らか」ということだった。100km/hを超える速度まで一気に加速したが、同乗者と普通の声で会話ができる静粛性には驚きを隠せないといった様子。
「電動ステアリングに適度な重みがあることもいいし、シートが硬めで長距離ドライブに向いていることにも魅力を感じる」と岡松さん。里帰りなどで東京〜大阪間を走る機会が多く、長距離の運転でも疲れを感じにくいというところが気に入ったようだ。