木曜日に開幕したモナコGP。初日のフリープラクティスでは2度のセッションともミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が制したが、それに続く速さを見せたのがB・A・R・ホンダ。
1回目のセッションでは佐藤琢磨が2位、2回目のセッションではテストドライバーのアンソニー・デビッドソンがフェラーリの間に入る2位と、競争力の高さを証明した。
佐藤琢磨は「個人的にも満足の行く内容だったし、チームとしても良いスタートが切れた。僕の見たところ、3台ともトップのパフォーマンスを見せていたし、全員がレースに向けていい進歩を成し遂げられた」とコメント。
「今日のパフォーマンスは非常に喜ばしいものだったし、モナコでのドライビングを楽しむことができた。励みになるスタートが切れたことだし、あとは明日に向けてパフォーマンスとタイヤに集中していかなければ。なんといってもここは予選が重要だから!」
その注目の予選だが通常とは異なり、金曜日はモナコ公国の宗教上の理由から一切セッションが行われず、土曜日に行われる。