次世代低公害トラック、DME自動車の開発成果を発表

エコカー 燃費

コープ低公害車開発や独立行政法人産業技術総合研究所などは、硫黄酸化物やススを全く発生せずに、窒素酸化物の発生量も大幅に低減できるクリーンエネルギーのDME(ジメチルエーテル)燃料を使ったDME自動車の共同開発の成果を発表した。

共同開発に参加しているのは他に伊藤忠エネクス、JFEホールディングス、三菱ガス化学、伊藤忠商事、岩谷産業、福山通運、コモテック、小野測器。

開発成果によると排ガスがクリーンで高出力な車両総重量8トンの中大型DMEトラックの開発に成功した。このトラックは排気ガスのクリーン化、軽油の同クラスエンジンと比べて低速域から高速域まで、高出力、高トルクが可能となった。

今後、フリート走行試験で実用性、耐久性を実証する方針だ。このトラックは一回の燃料フル充填で600kmの航続距離が可能で、長距離フリート走行で試験する予定だ。また、今回開発したトラックは6月5、6日に横浜市で開催されるエコカーワールド2004に2台を出展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る