新神戸電機は、世界で初めて、電池の状態を常時、診断する機能を搭載した自動車用バッテリー『サイボックス』を7月から発売すると発表した。また、従来にくらべ始動性を1.5倍に高めた新製品『ジェネレティ』も7月から限定発売する。
サイボックスは異常を検知すると、エンジン停止後にブザーを鳴らしてドライバーに知らせる。常時、電池の状態を検知することで、電池残量や交換時期などが分かる。
初年度は1万台の販売を見こむ。
ジェネレティは、電極を筒状巻く構造を国内のバッテリーメーカーとしては初めて採用。これにより電極板の面積を従来の5倍に拡大することで始動性を大幅にアップした。設計も見直し従来品の約2倍の長寿命を実現した。
初年度は2000個を限定販売し2006年度から本格生産する。