ドコモ夏モデル第一弾、注目はブルートゥース対応のF900iT

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ドコモ夏モデル第一弾、注目はブルートゥース対応のF900iT
ドコモ夏モデル第一弾、注目はブルートゥース対応のF900iT 全 3 枚 拡大写真
NTTドコモは6月1日、FOMA「900i」シリーズの派生バージョンとして、『F900iT』、『P900iV』、『N900iS』の3機種を発表した。発売時期は未定だが、夏商戦向けモデルだという。

今回の新機種の中でも注目なのは、Bluetooth(ブルートゥース)とタッチパネル液晶を搭載したF900iTだ。Bluetoothのバージョンは1.1に準拠し、クルマと連携する「ハンズフリー」、Bluetoothによるワイヤレスヘッドセットと連携する「ヘッドセット」、パソコンと連携する「ダイヤルアップネットワーク」の3つのプロファイルを用意する。

ハンズフリーモードでは、トヨタ自動車の『クラウン』や『プリウス』がオプション設定するBluetooth対応ハンズフリーフォンと連携。BluetoothヘッドセットはNTTドコモからF900iT本体と同時に発売される予定だ。

「Bluetooth機能を内蔵すると本体の小型化が難しいのですが、今回、ハイエンド向けモデルとする事でBluetooth内蔵端末を提供できました。F900iTでBluetooth内蔵に対するユーザーニーズの高さが見られれば、将来、(900iの後継シリーズなど)スタンダードモデルまでBluetoothが広がる可能性はあります」(NTTドコモ iモード事業本部iモード企画部サービス戦略マーケティング担当の増田智子主査)

F900iTの販売価格は明らかにされなかったが、ハイエンドユーザー向けモデルという点から、現在の900iシリーズより若干高めの値付けが行われそうだ。

なおNTTドコモは、今回発表した3機種に続いて、非接触IC「モバイルFeliCa」を内蔵する『506iC』および『900iC』を近々発表する模様。BluetoothとモバイルFeliCaという、今後のケータイで重要になる2つの技術が、04年 夏モデルに投入される。

《神尾寿》

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