中国新自動車政策…外資グループは「1社」と制限

自動車 社会 社会

中国政府が1日実施した新自動車政策では、外資による中国企業との合弁は2社までに限定、外資の出資比率は50%を上限とする従来の規制が継続された。

加えて、外資のグループ企業は1社とみなす規定が盛り込まれたことから、合弁設立に影響を受ける日本企業も出てきそうだ。

「グループ企業」の細かい定義が示されていないため、連結対象子会社以外について、どう認定されるかが焦点となる。ルノーと日産自動車、フォード・モーターとマツダといった出資比率が比較的高い企業グループについてである。

仮に株主総会での重要決定事項への否決権をもつ「33.4%」以上となれば、この4社はそれぞれグループ企業と見なされる。日産は東風汽車と全面的に事業展開するので影響はないものの、「2010年に30万台」という中国事業の拡大計画を打ち出しているマツダは、生産拠点についてフォードとの調整を迫られることになる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る