【インプレ'04】伏木悦郎 シトロエン『クサラ ピカソ』 金魚鉢の中にいるような開放感

試乗記 国産車
【インプレ'04】伏木悦郎 シトロエン『クサラ ピカソ』 金魚鉢の中にいるような開放感
【インプレ'04】伏木悦郎 シトロエン『クサラ ピカソ』 金魚鉢の中にいるような開放感 全 1 枚 拡大写真

ドライバーズシートに収まったときの気分が印象的だ。肩口から上のほぼ全周にわたってガラスが張り巡らされ、キャブフォワードによってモノスペースとした室内の広がり感とエアボリュームが、さらに開け透けな印象を深めている。

ルーフ全体がガラスで覆われたスカイルーフを標準装備する日本仕様の第一印象は、まるで気分は金魚鉢の金魚である。

不思議な解放感に戸惑いながら走り出すと、これが意外にちゃんとしている。日本仕様は137psの2リッターDOHC+4ATという余裕のセットアップ。長距離でも疲れない。セダンとしての機能もじゅうぶんだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆

伏木悦郎| 自動車評論家
70年代にレースを志し富士スピードウェイで参戦。その間偶然知り合った自動車雑誌編集者にスカウトされる形で業界入り。78年から一貫してフリーランス。FRの魅力に傾倒し国産車によるコンパクトFRの再生が宿願。

《伏木悦郎》

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