地方が提案、通行料金の社会実験…成果

自動車 社会 社会

2003年度に実施した地方からの提案型社会実験の結果を、国土交通省道路局が発表した。一般道路の渋滞や沿道環境の改善などの課題に対し、有料道路における弾力的な料金施策が最も効果的であることがわかる。

これらの実験では、実験の実施主体となる地方公共団体、公団、国等からなる協議会から提案を公募し、22件の社会実験が実施された。実施案件は、大都市の近郊の交通対策、沿道環境対策など、多岐に渡る。

東京湾アクアラインでは、ETCに限定した割引だが、その結果全体交通量は約6%増加し、ETC利用台数も約4.2倍に増加するなど、一定の成果をもたらした。お得感を感じれば、ドライバーはETCを積極的に利用するということわかる。

かつての高額ハイウェイカード並みの割引率以上の割引を通常の時間帯等で行えば、ETC利用者の増加をさらに加速するはずだ。地方だけでなく、全国どこでもETC利用者の割引が受けられる施策を次は考えてほしい。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る