ルノーは4日、高級車市場向けの4シーター・スポーツクーペのコンセプト、『フルーエンス』を発表した。一般公開の場は同日からイギリスで開催されるクラシックカーの名車の展示会、「ルイビトン・クラシック」となる予定。
フルーエンスはシンプルでありながら官能的なデザインをもつ。コーポレートデザイン担当の上級副社長、パトリック・ルケモンは「フレンチ・コーチビルダーの長い伝統の延長にある」とコメント。さらに「フルーエンスは絵画であり彫刻である。意思があり気品があり、優雅で流麗だ」と続ける。
フルーエンスは全長4600mm、全幅1890mm、全高1390mm、ホイールベース2750mm。3.5リットルV6・280HPエンジンをフロントに横置き、6速シーケンシャルATを介して全輪を駆動、0-100km/h加速は6.5秒、と発表されている。