【スバル レガシィ小変更】欧州仕様になっていた? 『2.0i』のアシ

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【スバル レガシィ小変更】欧州仕様になっていた? 『2.0i』のアシ
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5月17日に一部改良が実施された『レガシィ』は、昨年9月からは欧州でも発売され、販売は好調に推移しているようだ。じつはこの欧州での販売開始と同時に、日本仕様の『2.0i』のサスペンションのダンパーも、欧州仕様と同タイプに変更されていたようだ。

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スバル技術本部 技術開発部 主査の荻原浩氏は「今回の小変更よりも前に、欧州仕様の生産が始まる段階で日本仕様のダンパーも、欧州仕様と同じタイプに変更しています。これはランニングチェンジと呼ばれるもので、それほど大きな変更でない場合には、発表機会を待たずに細かな変更を加えていくものです」

「日本での発売のあとでヨーロッパや北米向けの生産が始まり、その段階で採用されたよいものを日本仕様にもフィードバックします。そして今度は、日本で小変更の際に採用されたよいものが、欧州仕様や北米仕様に展開されていくのです」と説明する。

では、欧州仕様のダンパーが採用された2.0iの走りは、大きく変わったのだろうか。

“欧州仕様”と聞くと、さぞかしよくなったような気がしてしまうが、実際にはそれほど大きく変わった印象は受けなかった。全車を通じて今回の変更から、フロントサスペンションの、クロスメンバー取り付け位置の変更を行なっていることもあり、多少しなやかさを増しているような気はするが、もともとサスペンションはよく動いていたので、劇的に変わったとまでは感じなかった。

すでに2.0iを購入した人は、欧州仕様かどうかが気になる人もいるかもしれないが、それほど気にする必要はなさそうだ。(つづく)

《岡島裕二》

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