当て逃げを阻止する住民を刺す

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6日未明、三重県上野市でアパートの駐車場に駐車されていたクルマに衝突する事故を起こし、逃走しようとしていたブラジル国籍を持つ32歳の男が、これを阻止しようとしたアパート住民をナイフで刺すという事件が起きた。警察は男を殺人未遂の現行犯で逮捕している。

三重県警・上野署によると、事件が起きたのは6日の午前3時45分ごろだという。上野市田端町付近の市道を走っていた乗用車が道路左側にあるアパートの駐車場に置かれていたクルマに衝突。さらに右側のブロック塀に衝突するという事故が起きた。

乗用車はそのまま現場から逃走しようとしたが、衝突音に気がついてアパートから飛び出た38歳の男性住民がこれを阻止しようとした。乗用車を運転していた男と男性はその場で激しい口論となったが、男はナイフを取り出して男性の下腹部を刺した。

住民からの通報を受けて駆けつけた警察官がなおも乗用車を動かし、現場からの逃走を試みる男を発見。殺人未遂の現行犯で逮捕した。刺された男性は病院に運ばれたが、全治1カ月程度の重傷だという。

逮捕されたのはブラジル国籍を持つ男で、当時は泥酔に近い状態。衝突事故を含めた容疑については「よく覚えていない。どうしてここ(警察署)にいるのかもわからない」と全面的に否認しているようだ。

《石田真一》

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