折れたプロペラシャフトが燃料タンクを直撃

自動車 社会 社会

7日午後、群馬県藤岡市内の上信越自動車道で、走行中の普通トラックのプロペラシャフトが破断し、パーツの一部が燃料タンクを突き破り、軽油を飛散させる事故が起きた。

また、シャフトの一部が路面に落下し、後続車がこれに乗り上げるトラブルも起きている。

群馬県警・高速隊によると、事故が起きたのは7日の午後3時40分ごろ。藤岡市上大塚付近の上信越自動車道下り線を走行していた68歳男性の運転する普通トラック(2トン車)のプロペラシャフトが突然破断した。

折れたシャフトの一部は燃料タンクを突き破り、トラックは停止するまでの約150m区間に燃料の軽油を飛散させた。また、路面に落ちた部品の一部に後続車が乗り上げ、車体の一部を損傷させるという被害も出ている。

運転していた男性は警察の調べに対し、「加速できなくなったと思ったら、後方から激しい音が響いた」と供述しており、警察では整備不良と構造的欠陥の両面から調べを進めている。

トラックはかなりの量の軽油を路面などに飛散させており、スリップによる二次災害をも懸念されることから、日本道路公団では現場付近を約2時間に渡って閉鎖。油の除去などを行った。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. ネオレトロ戦国時代!? 新型スズキ『GSX-8T/8TT』モビショーでの公開に、「いい意味でスズキっぽくない」「まさしく温故知新」など注目
  4. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る