日産ディーゼル、キャパシタ事業で日本電子と提携

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日産ディーゼル、キャパシタ事業で日本電子と提携
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日産ディーゼル工業と日本電子、日本電子の子会社のアドバンスト・キャパシタ・テクノロジーは、大容量キャパシタの事業化に向けて提携すると発表した。大容量キャパシタを共同開発してハイブリッドカーの開発に活用していく。

キャパシタは、充放電が可能な蓄電池で、日産ディーゼルは、中型トラックのハイブリッドカーに採用して実用化している。日産ディーゼルと日本電子などは、ハイブリッド車用の高性能なキャパシタを開発して、キャパシタ方式のハイブリッド技術の普及を図るため、共同開発する。

共同開発では、ハイブリッド車用など、出力密度を重視したキャパシタと蓄電池代替など、エネルギー密度を重視したキャパシタの実用化を目指す。日本電子グループの持つキャパシタの基礎技術と、日産ディーゼルの持つキャパシタの自動車への搭載技術、セルやモジュール化による実用化技術、量産技術を持ち寄り、小型大容量のキャパシタを開発する。

当面は、日産ディーゼルの既存キャパシタの3−5倍の出力を持つ15−30Wh/kgのキャパシタを、年内にサンプルを開発、乗用車メーカーや自動車以外の分野にも売り込んでいく。

《レスポンス編集部》

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