北京モーターショーにおけるフォードは、各ブランドを合わせたグループの主要モデルを集結、「毎日、世界でフォードが何をしているかがわかる」が展示のテーマ。技術分野の代表としてフォード『エスケープ・ハイブリッド』を展示した。
アジア太平洋アフリカ担当の取締役副社長マーク・シュルツは「エスケープ・ハイブリッドは、燃費と排ガスについて、真のブレークスルーだ」と誇る。
続けて「ここにはフォードグループのすべてがある。スポーツカーの興奮から先端技術まで、究極のラグジャリーからアフォーダブルな移動手段まで、我々のベストを北京に持ってきた」と説明する。
なおハイブリッド車の名前について、フォードの一部の資料では『マーベリック』となっているが、実際に展示されたのはエスケープ・ハイブリッドである。マツダ製の『トリビュート』のバッジ違いがフォードのマーベリックで、欧州市場に投入されており、いずれも基本設計は共通。中国市場ではマーベリック名で展開するので、「マーベリック・ハイブリッド」としたのだろう。