【北京モーターショー04】フォードの世界感覚

自動車 ニューモデル モーターショー
【北京モーターショー04】フォードの世界感覚
【北京モーターショー04】フォードの世界感覚 全 3 枚 拡大写真
国際ショーとはいえローカル色が強い北京モーターショー(8−16日)だが、フォードは自社ブースで次期『フォーカス』のセダンをコンセプトモデルとしてワールドプレミアした。

フォードの上級副社長兼アジア・太平洋・アフリカ担当社長、マーク・シュルツによれば、このフォーカスは「ティーザー・コンセプトカー」なのだとか。つまりユーザーの期待を直接的に喚起させるモデルということで、生産型フォーカスに限りなく近いコンセプトモデルといえる。

フォーカス・レインジで主流のハッチバックではなくセダンが公開されたのは、上級=ノッチバックセダンという中国での価値観に従った結果であり、すなわちフォーカス・セダンの主力市場は中国であることを示している。

市場ではセダンが主流にもかかわらず『フォーカス』ファミリーとしたのは、フォード・ブランドはグローバルなものであり、欧米で販売される車種と同じ思想で作られたモデルを中国人にも受け入れて欲しいという思惑があるからのようだ。

つまりフォーカスの名称は、「これをいいと思うアナタは、世界的な感覚を身につけていらっしゃいますね」と中国人ユーザーをくすぐるための装置でもあるわけだ。詳細は不明ながら、フォーカス・セダンは今後数年の内に、アジア太平洋地域の数カ所の工場で生産が開始される予定。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  3. 『GRヤリス』の空力&冷却性能を約50万円で大幅進化!「Aero performance package」発売
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る