国土交通省は16日、6月に実施した「不正改造車を排除する運動」強化月間における街頭検査結果を公表した。
期間中、全国で172回の街頭検査を行い、1万7000台あまりの車両を抜き打ちで検査。この結果、約13%に相当する約2200台に保安基準不適合箇所が見つかった。
同省は不正改造車698台、整備不良車436台に対して整備命令を発令し、15日以内に保安基準不適合箇所を元に戻して運輸支局で検査を受けるよう指導した。これに従わない場合、車両停止命令が出され、車検証とナンバーが没収される厳しい措置がとられる。