【三菱電機DSRCデモ】その3…見かけはシンプル、中は凄いんです

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【三菱電機DSRCデモ】その3…見かけはシンプル、中は凄いんです
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DSRCは、車載器固有のIDや、車載器に差し込むICカードのID情報を読み取り、情報をやりとりすることができる。つまり、車載器や利用者(ICカードの保有者)の属性に応じた情報を流せるのだ。

大型トラック用車載器だけにロードプライシング情報を流したり、デパートでは子供のいないシニア層に美術展などの情報を、ファミリーには子供向けイベント情報を流すことができる。

デモ実験では、大型車、普通車にわけて別の情報を流したり、老夫婦のIDカード(流通系ハウスカードを想定)、子供を持つ利用者のIDカードをわけて、それぞれ別の情報を流した。

音声は、車載器側で合成するのではなく、運営サーバーからDSRC経由で伝達された音声データをそのまま流す。運転への影響度合いなどを考え、時間は30−60秒としている。

実験を体験した限りでは、単に路側設備の下をくぐると車載器がしゃべるだけだが、実は車載器や利用者に応じて違う情報が流れる、“凄いヤツ”なのだ。

もちろん、ETCのように電子決済にも対応している。

《編集部》

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