自動車リサイクル、メーカーも負担してますのでご理解を

エコカー 燃費

日本自動車工業会の小枝至会長は、定例会見で、来年1月施行の自動車リサイクル法で、ユーザーが廃車料金を負担することに批判がある問題で「システム運営コストなどはメーカーが負担している」と述べ、ユーザーへの理解を求めていく姿勢を示した。
 
自動車リサイクル法では、シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類の処理費用はユーザーが負担することになっており、メーカー各社が車種ごとにリサイクル料金を決める。日産のマーチなどで1万円前後となっている。
 
しかし、欧州では自動車メーカーが廃車引き取り義務があり、ユーザーが廃車料金を負担することに批判がある。

小枝会長は「リサイクルシステムのための膨大な管理システムのために1000人以上が働いている。このうち、200人は各メーカーのシステムの専門家を引き抜いており、システムの費用だけで100億円以上かかっているが、これをメーカーが負担している」と述べ理解を求めた。

ただ「ユーザーが何故、リサイクル料金を負担する必要があるかのPRや情報開示はメーカーで責任でやっていく必要がある」と述べた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る