日本自動車工業会は、2004年上半期(1−6月)の自動車生産実績を発表した。それによると四輪車の生産台数は、前年同期比3.4%増の530万6948台で、上半期としては3年連続でプラスとなった。
車種別では、乗用車が同3.4%増の440万7691台で、3年連続でプラスとなった。トラックは同3.3%増の86万8061台で2年連続で前年を上回った。バスは同0.3%増の3万1196台で、微増だった。
上半期の国内需要は同0.6%増の304万2441台で微増で、輸出は同4.0%増だった。このため、上半期の生産実績がプラスとなったのは、輸出が押し上げた形だ。このまま順調に推移すれば、年間生産台数は1000万台を超える見通し。