運送業の設備投資計画、引き続きマイナス

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国土交通省は29日、交通関連企業設備投資動向調査の結果をまとめ発表した。それによると運送業部門12業種の04年度設備投資計画は前の年度にくらべ10.6%減少する見通しだ。

調査は03年度の設備投資実績と04年度の計画について運送業12業種、製造業3業種、その他5業種の合計3558社に対して行ったもの。回収率は57.1%だった。それによると、全業種の03年度設備投資実績は前年度に比べ1.9%増加した。全体の87.4%を占める運送業部門は同0.8%の微減となったが、製造業、その他部門が大幅に増加した。

04年度計画は、全業種合計で前年度実績に対し6.7%のマイナスとなる見通し。製造業とその他部門が増加するものの、全体の83.3%を占める運送業が引き続き減少することによるもの。運送業はバスが微増となるものの、トラック運送、ハイヤー・タクシーが減少する。

《編集部》

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