サプライヤーを大事にする日本メーカー…米調査

自動車 ビジネス 企業動向

ミシガンにあるコンサルティング会社、プランニング・パースペクティブス社が行ったアメリカの自動車パーツ製作会社に対するアンケート調査の結果、興味深い傾向が明らかになった。

ほとんどのパーツメーカーが、「ビジネスをしたい相手」としてトヨタ、ホンダの名前を挙げ、逆に「一緒に仕事をしたくない相手」にはビッグ3が挙げられたという。

理由としては、トヨタ、ホンダをはじめとする日本メーカーはより強固なパートナーシップを構築する方向でビジネスを行うが、ビッグ3はコスト削減ばかりを要求し、最新、最高のテクノロジーを導入することに積極的ではないため、などが挙げられた。

調査結果を年次白書として発表したジョン・ヘンケ氏は、「ビッグ3ほどサプライヤーを大切にしないメーカーはない」と語り、こうした傾向が品質管理や新技術開発の点で今後大きな影響を及ぼす、と警告している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの21車種55型式・計64万6376台にリコール…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『C-HR+』のスバル版、『アンチャーテッド』発表にゲームファンも反応? その理由は
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. スズキ『ジムニー』が40万円以上もアップ リセールバリュー白書2025
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る