NHTSA(アメリカ道路交通安全局)による横転の可能性を探るテスト結果が発表された。5段階評価と、衝突時に横転する可能性をパーセンテージで示した2つの評価結果により、最高点をマークしたのはマツダ『RX-8』で、評価5に加えて横転の可能性は8%という結果だった。
乗用車部門ではアキュラ『TL』、マツダ『3』、VW『ニュービートル』、ヒュンダイ『ティビュロン』などが評価4、横転の可能性も10%台で続く。今回発表された中でもっとも評価が低かったスバル『アウトバック』ワゴンでも評価は4、横転の可能性は15.5%で、乗用車の結果はおおむね良好だった。
しかしピックアップトラックでは、シボレー『シルベラード』が評価4、横転の可能性15.9%でトップだったが、トヨタ『タコマ』(4X4)は評価3、横転の可能性28.3%という結果。
また、SUVではクライスラー『パシフィカ』が評価4、横転13%でトップ、日産『ムラーノ』が評価4、横転15、1%で続くが、評価4がついたのはホンダ『パイロット』、ボルボ『XC90』、ビュイック『レイニエ』、シボレー『トレイルブレイザー』、ダッジ『デュランゴ』、GMC『エンボイ』、オールズモビル『ブラバダ』まで。
トヨタ『4ランナー』、フォード『エスケープ』、マツダ『トリビュート』、ジープ『リバティ』などは評価3。最低のフォード『エクスプローラー』スポーツトラックでは評価2、横転34.8%となっている。