【BMW新1シリーズ海外試乗】その2 エントリーモデルでも抜かりない高級装備の数々…こもだきよし

自動車 ニューモデル 新型車
【BMW新1シリーズ海外試乗】その2 エントリーモデルでも抜かりない高級装備の数々…こもだきよし
【BMW新1シリーズ海外試乗】その2 エントリーモデルでも抜かりない高級装備の数々…こもだきよし 全 4 枚 拡大写真

先進の装備を満載しているが、なんと『1シリーズ』にもiDriveが付いた。これはナビとのセットオプションではあるが、7シリーズと5シリーズに並ぶ装備である。エアコンは左右席で独立した温度設定ができる。これも高級車の証である。

【画像全4枚】

衝突安全性に関しては5人分の3点式シートベルト、5人分のヘッドレストを備え、エアバッグも充実している。もちろんボディはこれまで以上の衝撃吸収構造になっている。

注目の装備はRFT(ランフラットタイヤ)である。パンクしても80km/hで150kmほど走れる機能を持つRFTは、危険な路上でのタイヤ交換をする必要はなく、いろいろな面で安全性が高い。またスペアタイヤを必要としないので、ムダな重量とムダなスペースを運ぶ必要はなくなった。だから1シリーズにはスペアタイヤ用のスペースはない。

電子デバイスによるアクティブセーフティはBMW上級車に付いているものはすべて付いている。もちろん横滑り防止装置のDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)も装備されているが、これまであったDSCのキャンセルスイッチはなくなり、DTCスイッチになっている。これまでDSCスイッチを1回押してDTC(ダイナミックトラクションコントロール=ホイールスピンは許すがブレーキ制御を残して姿勢安定性は確保)にしたが、DTCを選ぶというダイレクト表現になった。(つづく)

《こもだきよし》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『C-HR』、「GRスポーツ」に1.8Lハイブリッド追加…欧州2026年モデル
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る