富士通テンは、2003年度の環境会計を発表し、2004年版環境経営報告書を発行した。
2003年度の環境会計によると環境コストは、環境負荷物質の使用を減らすための技術開発工数及び管理工数が増えたことや海外拠点のコストを加えたことなどから、前年比2億2600万円増の5億4500万円となった。
経済効果は同4400万円増の1億8000万円となった。費用対効果は33%だった。
二酸化炭素排出量は中津川工場の増産対応や海外工場の生産高増加で、同464トン増えたものの、環境効率は2002年度の1トン当たり2600万円に対して2003年度は2700万円に改善した。