日産『ムラーノ』の日本発表会は2日、横浜市の横浜港大さん橋埠頭内、大さん橋ホールで行なわれた。客船の発着する埠頭に、港湾業務以外の文化施設があるのだ。発表会には横浜市の中田宏市長も出席した。
新型車の報道発表会場としては異例のロケーション。もちろん、日産本社が2010年に同じみなとみらい地区へ移転することを記念しての会場設定だろう(日産広報は積極的には肯定していないのだが)。新しい日産が船出するのだ。
発表会の冒頭で中田市長は「横浜市は1859年に開港した、このさん橋から町がスタートした。そして日本の近代文化が横浜から始まった。新しい商品やビジネスは横浜から日本にもたらされたのだ。さらに日本の新しい商品やビジネスも、横浜から世界へと送り出された」と挨拶。
「日産が新しい商品を今日、ここで発表することを横浜市民として誇りに思う。日産の成功を祈念する」と挨拶を締めた。