ひったくりを隠すため盗難被害を偽装

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愛媛県警は1日、愛媛県松山市内で原付バイクを使ったひったくりを行い、これを偽装するために「バイクが盗まれた」と虚偽の盗難届を出そうとしていた23歳の男を窃盗容疑で逮捕した。警察では余罪についても追及している。

愛媛県警・松山東署によると、事件が起きたのは1日の午前1時20分ごろ。松山市桑原4丁目の市道を自転車で帰宅しようとしていた24歳の女性が、後方から原付バイクで接近してきた若い男に前かごに入っていた現金約1万2000円の入ったバッグを奪われた。

女性はひったくりの被害を警察に届け出たが、その後、同日の午前2時ごろに松山市内に住む23歳の男から「自分の所有する原付バイクが盗まれた」との通報が寄せられた。

しかし、その内容が曖昧で要領の得ないことから、同署員が追及したところ、ひったくり犯罪に関与したことを隠すため、虚偽の申告を行おうとしていたことがわかり、男を窃盗容疑で逮捕した。

男は警察の取り調べに対して「ナンバーを見られたと思い、バイクを盗まれたと偽装しようと思った」などと話しているという。

《石田真一》

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