【アミューズメントマシンショー】このゲームのためだけに入場料を払う価値アリ

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
【アミューズメントマシンショー】このゲームのためだけに入場料を払う価値アリ
【アミューズメントマシンショー】このゲームのためだけに入場料を払う価値アリ 全 5 枚 拡大写真

クルマ関係のゲームがほとんど見ることが出来なかった今回のアミューズメントマシンショーだが、既存バージョンの進化発展型としてスゴイものを展示していたのがセガ。

「クルマのゲームもここまでくれば、もうやることが何もない!!」と感じさせる一品だ。

それは『頭文字D ARCADE STAGE Ver.3 CYCRAFTバージョン』というゲーム。ベースとなったのは、現在ゲームセンターでプレイすることが可能な『頭文字D ARCADE STAGE Ver.3』で、これをモーションシミュレーターのCYCRAFT(サイクラフト)と組み合わせた。

サイクラフトとは韓国のシミュライン社が開発したもので、直角型3軸モーションシステムをゲームプログラムと連動させることで、ゲーム内での乗り物の挙動をそのまま再現することが出来る。

視覚と挙動がリンクしているため、臨場感という意味でも「本物に近いもの」となる。

“イニD”はバージョン3になってから、画面のリアルさが格段に向上しているが、これをサイクラフトで楽しむと「気分はホンモノ」といった感じ。

コーナーを曲がる度に筐体が左右に動き、加速すれば後方に、減速すれば前方へリアルタイムに動く。多少荒っぽい挙動を試したのだが、きちんと追従することには驚いた。

サイクラフトと連動させるため、クルマのチューンナップはプリセットで決まっており、それをプレイヤーが任意で選択する仕組み。既存のカードシステムによるチューンは使えないが、最初からある程度チューンされたクルマを使えるメリットがある。

バージョン3では隠しグルマ扱いになっている「文太仕様のインプレッサ」も使える。

このシステムが全国に波及していくかというのも疑問だ。サイクラフトの筐体は巨大で、大規模なゲームセンターであっても設置は難しそうだ。

現在のところ、サイクラフト筐体によるゲームが常設されているのが、お台場のジョイポリスぐらいであることを考えれば、サイクラフトバージョンの“イニD”が楽しめる機会も限られてくるのは間違いない。

アミューズメントマシンショーの一般公開日には、サイクラフトバージョンの“イニD”も自由にプレイできる。「これをプレイするだけでも入場料を払う価値がある」と断言する。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る