プジョージャポンは7日、『307』系9車種のリコールを国土交通省に届け出た。02年10月から04年7月までに輸入した「スタイル」ほか、「ブレーク」(ワゴン)、「XSI」、「XT」、「XS」、「CC」、「CC S16」、「SW」など、合わせて7118台が対象。
(I)エンジン制御プログラムの不備により、電子スロットルモーターが破損してエマージェンシーモードになり、ブレーキが通常より重くなる。
(II)タイミングベルトまわりの燃料配管の取り付けが不適切なため、他部品と干渉して摩耗、燃料漏れを起こす。
(III)フロントサスロアアームボールジョイントをナックルアームに取り付けるネジに締め付けトルクが足りないものがあり、振動で緩むと車軸がずれ、走行不能になる。
……の3点。
本国工場での検査で発覚したもので、日本国内での不具合は今のところ、見つかっていない。