ガードレールがドアをもぎ取る…車外放出で死亡

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5日、福井県武生市内の北陸自動車道で、大型トラックが路肩側に逸脱し、ガードレールに激突する事故が起きた。この事故でトラックの助手席側のドアが脱落。同乗していた女性が車外に投げ出され、収容先の病院で死亡している。

福井県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午前4時25分ごろ。武生市中新庄町付近の北陸自動車道下り線で、31歳の男性が運転する大型トラックが走行車線から路肩側に逸脱。そのまま道路左側に設置されたガードレールに激突した。

この際、衝突の衝撃で変形したガードレールに巻き込まれる形で助手席側のドアがもぎ取られて脱落。助手席に座っていた36歳の女性も弾みで車外に投げ出された。

女性は近くの病院に収容されたが、骨盤骨折を原因とする出血性ショックが原因で間もなく死亡した。運転していた男性にケガはなかった。

警察ではトラックを運転していた男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、これに対して男性は「ボーッとした状態で走り続けていて、気がついたらぶつかっていた」などと話しているという。

このため警察隊ではこの男性が連続勤務による過労状態に陥っていた可能性もあるとして、さらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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