免許の停止を恐れ、被害者を放置して逃走

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埼玉県警は6日、自転車で走行中の男性をクルマではね、被害者が警察へ通報している隙に逃走していた男を業務上過失傷害と道路交通法違反(救護義務違反、事故不申告)容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているという。

埼玉県警・浦和東署によると、業務上過失傷害と道交法違反容疑で逮捕されたのは、さいたま市内に住む38歳の男。

この男は今月4日の午後2時40分ごろ、さいたま市緑区原山付近の家電量販店駐車場から国道463号線バイパスに軽自動車を運転して進入しようとした際、国道を直進していた23歳の男性が乗った自転車と接触。男性を転倒させて打撲などの軽傷を負わせた疑いがもたれている。

男はすぐにクルマを止めて、被害を受けた男性に声を掛けたが、この男性が携帯電話を取り出して110番通報を行っている隙に逃走。そのまま姿を消していた。

しかし、被害を受けた男性はクルマのナンバーの一部や車種を覚えており、これらの情報から男の存在が浮上。任意で事情を聞いていたが、男が容疑を認めたために6日までに逮捕した。

取り調べに対して男は「免許が停止されたり、取り消されたりするのを恐れて逃走した」などと話しているという。

《石田真一》

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