アメリカNHTSA(道路交通安全局)は、2008年度までにクルマのパワーウインドウスイッチに特定のタイプを要求することを決定した。
NHTSAが要求しているのはレバータイプのスイッチで、引き上げると窓が閉り、下げると開くというタイプ。前後に動かすタイプのものは基本的に禁止されることになる。
これは、子供がスイッチ操作をあやまり、窓に首を挟まれて死亡するという事故が続いたためで、アメリカでは37人の子供の死亡が伝えられている。
自動車メーカーが新しいタイプのスイッチ導入を義務付けられているのは2008年10月1日から。メーカー側はスイッチ変更に伴うインテリアデザインの刷新などが必要となりそうだ。