衝突前から意識なし?  事故後そのまま転落

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14日、岩手県宮古市内の県道で、乗用車がカーブを逸脱して対向車線にはみ出し、軽トラックの右側面に衝突する事故が起きた。乗用車はそのまま道路を逸脱し、前方にある橋の手前から斜面を滑落。約16m下で大破した。

この事故で乗用車を運転していた男性が死亡。軽トラックに同乗していた67歳の女性も肋骨を折る重傷を負っている。

岩手県警・宮古署によると、事故が起きたのは14日の午後0時55分ごろ。宮古市日影町付近の県道で、71歳の男性が運転する乗用車が緩やかな左カーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱し、順走していた67歳男性が運転する軽自動車の右側面部に突っ込んだ。

乗用車はそのまま対向車線を横断するように直進。道路右側にあるのり面に乗り上げた後、前方にある橋のたもとから斜面を滑落。そのまま16m下の地面まで転落し、大破した。

この事故で乗用車に乗っていた男性が全身を強く打ち、収容先の病院で事故から1時間後に死亡。軽トラックの助手席に乗っていた67歳の女性が胸を打撲し、肋骨数本を折る重傷を負っている。また、軽トラックを運転していた男性も手に打撲などの軽傷を負った。

現場は緩やかな左カーブで、下り坂になっている。警察では事故の原因を調べているが、現場にブレーキ痕が見当たらないことなどから、死亡した男性が疾病などを原因に衝突前から意識を失っていた可能性も視野に入れ、調べを進めている。

《石田真一》

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