【Bluetooth】ロングドライブも快適なプラントロニクス『M3000』

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【Bluetooth】ロングドライブも快適なプラントロニクス『M3000』
【Bluetooth】ロングドライブも快適なプラントロニクス『M3000』 全 5 枚 拡大写真

プラントロニクスのBluetooth(ブルートゥース)モバイルヘッドセット『M3000』は、『A5504T』対応としてKDDIの正式認定を受けた「au WEAR」に認定されている。A5504Tでは他のBluetoothヘッドセットももちろん使えるが、「準純正」のM3000は購入時に安心感があるのは確かだ。

また、A5504T以外では、NTTドコモのFOMA『F900iT』、Nokia『7600』、PDAのiPAQ Pocket PC『h5550』で対応が確認されている。パソコンでは、ハギワラシスコム Bluetooth USBスティック『HNT-UB02』を使うことでWindowsで使えるほか、Bluetooth内蔵のMacintothも対応している。

M3000の特徴は豊富なオプション機器である。特にヘッドセットを耳に装着するイヤーループ類は多数揃えられている。製品に標準添付されるのは耳介にかける「耳かけ型」ようのフックだが、オプションのネックバンドを使えば「首かけ型」、ヘッドバンドを使えば「ヘッドフォン型」になる。

M3000の耳かけ用フックはラバーを使ったもので、長時間着用でも耳への負担は少ないが、それでも長時間装着では耳が痛くなる人もいるだろう。

筆者のお薦めはネックバンド型。これは首でヘッドセットの本体重量を受けるので、耳が痛くならない。ヘッドバンドでも同様の効果が得られるが、見栄えという点ではネックバンドの方が上だと思う。

運転時間が長く、長時間Bluetoothヘッドセットを装着したいドライバーは購入を検討する価値があるだろう。

またクルマでの利用を考えると、オプション機器にシガーライターアダプターがあるのもうれしい。M3000のバッテリー持続時間は、連続待受で約200時間、連続通話で約8時間。携帯電話の利用が多い人なら、フル充電から1−2日でバッテリーの心配が出てきそうだ。

クルマにシガーライターアダプターを積んでおけば、いざ使いたい時にヘッドセットがバッテリー切れという事態を防げるだろう。また、クルマに常時ヘッドセットを置いておきたい人も重宝するはずだ。

デザインは全体的にすっきりしたフォルムだ。着話・終話を行うメーンスイッチは本体上面に大きく配置されており、手探りで探しやすく、押しやすい。ボリューム調整ボタンは本体側面に配置されている。デザイン的なインパクトは薄いが、万人に好まれて、使いやすいものといえる。

運転中に実際に使ってみると、音質が良好なのに感心した。特に通話相手に聞こえるこちらの声が明瞭で、聞き取りやすいようだ。プラントロニクスによると、M3000には企業のコールセンター用の業務用ヘッドセットの開発・製造ノウハウが使われているという。特にマイク部には、周囲の騒音を軽減するノイズキャンセラー機能が採用されており、それが運転中のロードノイズを軽減しているようだ。

Bluetoothヘッドセットは他社製を含めてどれもイヤホンマイクより高音質なものが多いが、その中でも「音質」にこだわる人はM3000はお奨めである。

<スペック>
サイズ:専用ヘッドセット部:77(W)×27(D)×29(H)mm
重量:約30g
バッテリー:ニッケル水素電池(Ni-MH)
バッテリー持続時間:連続待受約200時間、連続通話約8時間
対応機種:au A5504T、NTTドコモ F900iT、Nokia 7600、iPAQ Pocket PC h5550、ハギワラシスコム Bluetooth USBスティック HNT-UB02(Windows)、MacOS X(Bluetooth内蔵機種)

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る