アメリカGPで負傷して以来、ようやくレース復帰を果たしたラルフ・シューマッハ。6月以来となる久々の実戦(26日、中国GP)はリタイヤという苦い経験となった。
37ラップ目にオーバーテイクしようとしてきたデイビッド・クルサード(マクラーレン)と接触。急遽ピットに戻るも、予定されていたファン・モントーヤのピットストップと重なってしまい、結局ラルフはマシンを降りてしまった。
「せっかくのレースが途中で終わってしまって本当に残念だ。クルサードが僕をオーバーテイクしようとしたんだけれど、彼の動きは少々楽観的すぎたようだ。それまでいいレースを展開していただけに残念で仕方がない。トップ5圏内にいたのだから」
「スタートで順位を落としてしまったことは確かだが、最終的には貴重なポイントを獲得できるはずだったのに」。レース後、クルサードはラルフに謝罪している。
なおラルフは残り2戦も出場するとのこと。