トヨタG-BOOK、基本料金でオペレーターサービスも

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

トヨタ自動車は29日、カーテレマティクスサービス『G-BOOK』の普及を促進するため、10月1日から利用料金を据え置きのまま基本サービスを拡充すると発表した。

専用の車載通信機であるDCM(データ・コミュニケーション・モデム)を装着する場合、セキュリティサービスの「マイカーサーチ」と、有人オペレーターによるサポートサービス「オペレーターサービス」が受けられるようにする。DCMの利用料金、月額1440円は据置く。

「マイカーサーチ」は、駐車時にオートアラームが作動した場合、オーナーの携帯電話などへ通報するほか、盗難の場合には要請によって車の位置追跡などを行う。また「オペレーターサービス」は、携帯などから有人オペレーターにナビの目的地設定や付近の交通情報などのダウンロードを口頭で依頼できるもの。いずれも高級車向けに昨年12月に始めた有料オプションサービスと同じ内容。

2003年8月以降に販売された「G-BOOK対応DVDナビ」「G-BOOK対応カードナビ」「ハードディスクナビ」が対象となる。『WiLLサイファ』に標準装備の「G-BOOK車載端末」は対象外とする。

02年10月にサービス開始した「G-BOOK」は、8月末の加入者が約6万人にとどまっている。ホンダの「インターナビ・プレミアムクラブ」が今年6月の時点で10万人を突破したのに比べて劣勢は否めず、テコ入れを図る。

《池原照雄》

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