ETCの利用・普及状況…のびない阪神高速

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国土交通から、9月23日から30日まで1週間の、ETCの利用状況・普及状況の速報が発表された。それによると、その1週間、全国で1日あたり155万4400台がETCを利用。利用率は21.3%と、5台に1台はETCを利用していることになる。

公団別に1日あたりの利用台数を見ると、日本道路公団が110万9400台、首都高速道路公団が29万100台、阪神高速道路公団が13万1700台、本四連絡橋公団が2万3200台。

利用率を見ると、本四連絡橋公団が27.2%とトップで、首都高速道路公団が25.5%、日本道路公団が21.1%、阪神高速道路公団が16.0%という順番で続いている。阪神高速道路公団が相変わらず20%以下と、他の公団の利用率との差が縮まっていない。

普及状況は、9月末で約377万台となった。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県だけで約42%を占めているが、それが利用状況にも比例しているようだ。利用台数は、首都高速が阪神高速の倍以上で、利用率も10%近く引き離している。阪神高速道路沿線のETCの普及と利用状況の向上が課題となろう。

《編集部》

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