【ホンダ レジェンド新型発表】サスペンションは旋回性能重視

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【ホンダ レジェンド新型発表】サスペンションは旋回性能重視
【ホンダ レジェンド新型発表】サスペンションは旋回性能重視 全 5 枚 拡大写真

新型ホンダ『レジェンド』(7日発表・発売)のサスペンションは前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンクの4輪独立懸架。走りを重視したパーソナルセダンにふさわしい、高い運動性能を持たせた。

フロントのダブルウィッシュボーンサスペンションはロアAアームにナックルアームを付加するホンダ得意のレイアウト。キャスタートレールはこの種の大型セダンとしては小さく、旋回性能重視のセッティングがなされている。直進性のいい4WD専用モデルであることのメリットを活用しているといえる。

リアのマルチリンクは4リンク式で、2本のロアアームとアッパーアーム、コントロールアームという構成。エリシオン、インスパイアの5リンクダブルウィッシュボーンと比較して、ロールによる後輪のジオメトリー変化をより高度にコントロールできるレイアウトとなっている。

前後ともすべてのアームはアルミ製で、バネ下重量が大幅に削減されたほか、アームそのものの剛性や取り付け強度についても入念な設計がなされている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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