【東京モーターショー04】トヨタのITSバス、IMTS

自動車 テクノロジー ITS
【東京モーターショー04】トヨタのITSバス、IMTS
【東京モーターショー04】トヨタのITSバス、IMTS 全 4 枚 拡大写真

トヨタ『IMTS』は植物の発芽からデザインの着想を得たという、曲面ガラスを多用したきれいなモノフォルム型のバスだが、中身は高度なハイテクマシンだ。

自動車業界と政府の産官協同プロジェクトとして推進されているITSについて、トヨタの提案を盛り込んだのがIMTSである。ITSは、路車間通信、GPS、超広帯域通信などの先端技術を用い、将来的には自動運転までも視野に入れる高度道路交通システムのこと。

IMTSは、一般道ではドライバーが運転するが、専用道では自動運転や隊列走行などをドライバーなしでこなす。環境面ではCNGエンジンを搭載することでCO2排出量を低減。

東京モーターショーに参考出品(プレスデイ:11月2日、一般公開:3日から7日まで、千葉・幕張メッセで開催される)。そして2005年3月から開催予定の「愛・地球博」(通称:愛知万博)の会場内に導入が予定されている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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