【福祉機器展04】座ったまま立つ? …スタンディング車いす

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【福祉機器展04】座ったまま立つ? …スタンディング車いす
【福祉機器展04】座ったまま立つ? …スタンディング車いす 全 5 枚 拡大写真
車いすに座ったままでも、健常者と同じ環境で生活できるならばどんなに便利だろうか。そこで考え出されたのが車いすに座ったままで起立できる「スタンディング車いす」だ。(福祉機器展:10月13−15日、東京ビッグサイト)

「スタンディング車いす」は、座面の裏側に取り付けられたガス封入ダンパーの力で乗員ごと持ち上げる構造で、まったく立ち上がれない人でも健常者と同じような目線の高さにすることが可能。この装置は手動のものと電動のものがある。

写真のモデルは電動車いすに装着された電動モデルで、起立したままでも微速移動が可能になっているのが特徴。転倒防止のために車体後部に尾輪が追加されて5輪になっている。立ち上がったまま動けることで、通常の家庭やオフィスで健常者と同じような作業をすることが可能。

この車いすはリーボ社(スイス)の製品で、株式会社アクセスインターナショナル(東京都板橋区)が輸入・販売している。利用者の体格や障害の度合いによって、すべて個別にフィッティング作業を行なっていると営業スタッフ。

同社のパンフレットには、この車いすの利用者がオフィスで仕事をしたり、立ち飲みのカフェで談笑したりする姿が掲載されている。また起立できることのメリットとして医学的な恩恵のほかに作業的・精神的恩恵が挙げられており、医療機器としてだけでなくユニバーサルデザイン商品としての側面がアピールされている。

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