日産自動車が発表した2004年度上半期(4−9月)の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同期比6.8%増の156万7147台となり、好調に推移し上半期として過去最高になった。
国内生産は同1.7%減の71万2431台で、マイナスだった。『マーチ』や『プレサージュ』が低迷したのが主因だ。国内販売は同4.9%減の36万7738台とマイナスだった。『キューブ』の台数がマイナスとなったのが響いた。
輸出は同8.2%増の37万1284台だった。北米向けの『ムラーノ』やインフィニティ『FX45/FX35』が好調で、欧州向けも『エクストレイル』が好調だった。
海外生産は、同15.1%増の85万4716台と急増した。米国が『タイタン』、『アルティマ』の好調で同34.6%増となったほか、メキシコも同3.1%増とプラスだった。英国は同4.3%減だった。