日野、05年3月期連結経常利益を上方修正

自動車 ビジネス 企業動向

日野自動車は26日の2004年9月中間決算発表とともに、2005年3月期の業績を上方修正した。前期に排ガス規制によって大きく伸びたトラックの反動減が軽微にすんでいることに加え、トヨタ自動車からの受託車も高水準となっているため。

通期の連結経常利益は、前期比15%減の378億円の予想。期首予想は32%減の304億円だったが74億円の上乗せとなる。国内販売は当初計画を約2割上回る5万0430台の計画で、売上高は前期比5%増の1兆1080億円と1280億円の上方修正となった。

純利益は49%減の174億円だが、これも期首予想より10億円の上方修正となる。04年9月中間期の連結売上高は8%増の5433億円で、前年に続いて過去最高を更新。経常利益は17%減の192億円だった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る