【ITS世界会議名古屋】デモ走行に登場した『Eliica』は最高速仕様

自動車 テクノロジー ITS
【ITS世界会議名古屋】デモ走行に登場した『Eliica』は最高速仕様
【ITS世界会議名古屋】デモ走行に登場した『Eliica』は最高速仕様 全 4 枚 拡大写真
ITS世界会議の屋外展示コーナーで、異彩を放っていたのは慶應義塾大学が出品している8輪の電気自動車『Eliica』(エリーカ)だ。

デモ走行に使用されていたのは、元F1ドライバーの片山右京氏が運転を担当し、電気自動車の最高速チャレンジに挑むために作られた“最高速度挑戦車”というもの。製作に協力したり、スポンサーとなった企業のステッカーが貼られ、レースカーと呼ぶにふさわしい外観を持つ。

また、屋内展示場には乗用車ライクに作られた“高加速性能挑戦車”も展示されており、現有するエリーカすべてがITS世界会議の会場に持ち込まれていたことになる。

今回の出品に合わせた小改造も施されており、なんと自動で運転できるようになっているという。ステアリングには自動操舵するための部品が追加されているが、エリーカはバイ・ワイヤ技術を採用しているため、大きな操舵力を必要とせず、比較的容易という印象を受けた。

10月上旬にNHKで特集番組が放映された直後とあって、クルマを見に来る人は後を絶たず、社会科見学の一環として会場を訪れたと思われる高校生が携帯電話で写真を撮り合っている光景もみられた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
  2. 「いかついフェイスに驚いた」メルセデスベンツ『GLC』新型の内外装に反響!「スクリーンでかすぎる」の声も
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る