三菱化学など、尿素水の製造販売を開始

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三菱化学など、尿素水の製造販売を開始
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三菱化学と日本化成は、次世代超低公害ディーゼルトラック用の尿素SCR(選択還元型)システムに対応する高品質の尿素水の開発に成功したと発表した。12月1日から日本化成が製造・販売する。

尿素SCRシステムは、ディーゼル車の排気管に尿素水を噴射することで、排出ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)を水と窒素に分解するシステム。排ガス中のNOxを大幅に低減できる超低公害技術で、日産ディーゼル工業が近く発売する大型トラックから採用される。

三菱化学は国が推進するクリーンエネルギー自動車の開発事業で尿素SCRシステムの研究に参画。時間経過や温度変化による尿素水内の不純物生成を抑える技術を確立した。

一方、三菱化成は小名浜工場、黒崎工場と東西2カ所に国内最大の尿素水製造能力を有する。今後、燃料供給会社である伊藤忠エネクスとの提携により拡販を図るなど、尿素水の製造・販売を拡大していく。

《編集部》

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