マツダは東京モーターショーの会場で、来年発売予定の新型『プレマシー』を展示している。ステージ上には2台のプレマシーが置かれており、1台はノーマルグレードだが、もう1台はエアロパーツを装着したスポーツグレードのようだ。
2台ともカーナビ、オーディオはフル装備の状態。会場説明員は「あくまでも参考出品モデルで、市販時には変更することも考えられる」と話していたが、完成度は非常に高い印象を受けた。
ナビはポップアップ式の7インチサイズモニターを備えたDVDタイプ。『アテンザ』や『デミオ』以降のマツダ車はパナソニック製を採用しているが、プレマシーもこれを継承するのではないかと予想される。
オーディオはボタン類の表記を見る限りでは、『ベリーサ』で初採用されたHDDオーディオを装備しているようだった。ベリーサ導入時には採用車種を拡大していくとも説明されており、プレマシーに採用されるのは間違いないだろう。
気になったのはステアリングスイッチ。ベリーサまではミュート(音量ゼロ)スイッチがあったポジションに、「話をする人」が描かれたキーが新たに入った。イラストから判断するのであれば、これはハンズフリー装置のON/OFFスイッチのようだ。
また、右側には「車両前方に何かを発するようなイラスト」が描かれたスイッチがある。このスイッチを備えたクルマのグリルにはカメラのようなものがセットされているが、これはブラインドモニターだろうか。